- 顧問税理士がどうも信用できない…。
- 担当がコロコロ変わるし、新人ばかりに担当されるのが不満…。
- うちの税理士、顧問料高くない?
↑こんなふうに不満を感じている人はきっと多いでしょう。
税理士の顧問料って決して安くないので、信用できない相手にお金を払うのは抵抗がありますよね。
税理士には自分(会社)の財布の中身を全部見せることになるので、
一度不信感を持ってしまうと「信用できない」という気持ちになってしまいますよね。

このブログ記事では、税理士が信用できなくなってしまうあるあるな理由を紹介します。
顧問税理士をどうしても信用できない場合にとるべき対処法についても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
税理士が「信用できない」と感じる理由12個
↓顧問税理士が「信用できない」と感じる代表的な理由としては、以下のようなものが考えられます。
- 顧問料が相場よりも高い
- 定期的な月次訪問(巡回監査)がない
- 秘密保持契約に不安を感じる
- 突然、顧問料の増額を求められる
- 連絡が遅くてレスポンスが悪い
- 生命保険などの節税方法を強引に勧められる
- 税務調査での対応が不十分
- 態度が高圧的で偉そう
- ITスキルが低い(リモートに非対応など)
- 専門用語が多く話が理解できない
- 担当が新人でミスが多い
- 無資格(税理士資格がない)担当者で不安
1. 顧問料が相場よりも高い
顧問料が相場よりも高いと感じる場合、まずはその理由を確認することが重要です。
多くの方が「こんなに高いのはおかしいかもしれない…」と不安に思うでしょう。
税理士のサービス内容や提供されるサポートの範囲が明確でないと、費用が高く感じられることがあります。
特に、実際の業務量や提供される専門的なアドバイスの質が見合っていないと不満が募るでしょう。
解決策としては、他の税理士と比較して相場を確認し、必要であれば見積もりを取り直すことです。
これにより、適正な料金でサービスを受けられるかどうかを判断できます。
最終的には、費用対効果を見極めて納得のいく契約を結ぶことが大切です。
2. 定期的な月次訪問(巡回監査)がない
定期的な月次訪問(巡回監査)がないことは、税理士に対する不信感を抱く大きな理由の一つです。
巡回監査とは、税理士が定期的にクライアントを訪問し、帳簿や経理状況を確認することを指します。
この訪問がないと、「税務の最新状況が把握できていないのではないか…」という不安が募るかもしれません。
税務は法律や制度が頻繁に変わるため、最新情報を得ることが重要です。
定期的な訪問がない場合、税務リスクが増大する可能性があります。
したがって、巡回監査の有無を確認し、契約前にしっかりと話し合うことが大切です。
巡回監査の重要性を理解し、税理士との信頼関係を築くことが企業経営の安定につながります。
3. 秘密保持契約に不安を感じる
税理士との秘密保持契約に不安を感じる場合、その理由は情報漏洩のリスクが考えられるからです。
税理士はあなたの会社の財務情報や個人情報を扱うため、秘密保持契約は非常に重要です。
契約内容が不明瞭であったり、税理士が情報管理に対する意識が低い場合、「本当にこの税理士を信頼していいのだろうか…」と不安になることもあるでしょう。
こうした不安を解消するためには、契約時に具体的な情報管理の方法や、情報漏洩が発生した場合の対応策を確認することが重要です。
信頼できる税理士は、秘密保持に対する高い意識を持っており、契約内容も明確にしてくれるはずです。
4. 突然、顧問料の増額を求められる
突然、顧問料の増額を求められると、「どうして急に?」と不安に感じる方もいるでしょう。
これは、税理士が新たなサービスを提供する際や、業務量が増えた場合に起こり得ます。
しかし、事前の説明なしに増額を要求されるのは、信頼関係を損ねる原因となります。
このような状況に直面した場合は、まず増額理由を明確に確認し、納得できる説明があるかどうかを判断しましょう。
また、他の税理士に相談し、相場を確認することも有効です。
適切なコミュニケーションを通じて、双方が納得できる関係を築くことが重要です。
5. 連絡が遅くてレスポンスが悪い
連絡が遅くてレスポンスが悪い税理士は、企業にとって大きなストレス要因です。
税務関連の相談や急な対応が必要な場合、迅速な返答が求められる場面が多いです。
しかし、連絡が遅いと「この税理士、本当に頼りになるのだろうか…」と不安に感じる方もいるでしょう。
こうした状況が続くと、重要な税務処理が遅れ、最悪の場合、税務調査で問題が発生するリスクもあります。
解決策としては、最初の契約時に連絡のスピードや頻度について明確に確認し、期待通りの対応が得られない場合は、他の税理士を検討することが賢明です。
このように、連絡のスピードは信頼関係を築く上で非常に重要な要素です。
6. 生命保険などの節税方法を強引に勧められる
生命保険などの節税方法を強引に勧められることは、税理士が信用できないと感じる大きな要因です。
節税策として生命保険を利用すること自体は合法ですが、顧客のニーズや状況を無視して強引に勧められると、「本当に自分のためになるのか…」と不安になる方もいるでしょう。
税理士が保険会社と提携している場合、手数料目当てで提案されることもあります。
こうした場合、顧客の利益よりも自分の利益を優先している印象を受け、信頼が揺らぐことがあります。
そのため、税理士の提案に疑問を感じたら、他の専門家に意見を求めることも重要です。
こうした不安を解消するには、信頼できる税理士を選ぶことが大切です。
7. 税務調査での対応が不十分
税務調査での対応が不十分だと、企業にとって大きなリスクとなります。
税務調査は税務署が企業の申告内容を確認するためのもので、適切な対応が求められます。
もし税理士がこの場面で不十分な対応をした場合、税務署からの指摘が増え、追徴課税などのペナルティを受ける可能性があります。
「税理士が頼りない…」と感じる方もいるでしょう。
特に、税務調査は企業の信用に関わるため、税理士の対応力は非常に重要です。
税理士の選定時には、税務調査の経験や実績を確認し、信頼できるかどうかを見極めることが大切です。
8. 態度が高圧的で偉そう
税理士が「態度が高圧的で偉そう」と感じる場合、それは顧客にとって大きなストレスとなります。
税理士は専門家としての知識を持っているため、時に「自分の意見が絶対だ」と感じることがあるかもしれません。
しかし、顧客は「自分の意見を尊重してほしい…」と感じることも多いでしょう。
高圧的な態度は、顧客との信頼関係を損ねる原因となります。
解決策としては、まずは冷静に状況を見極め、他の税理士に相談することを検討しましょう。
顧客に寄り添い、丁寧に対応してくれる税理士を選ぶことが重要です。
最終的には、あなたが安心して相談できる税理士を見つけることが、良好な関係を築く鍵となります。
9. ITスキルが低い(リモートに非対応など)
税理士のITスキルが低いと感じることは、特にリモートワークが普及している現代において、信頼性に影響を与える要因となります。
例えば、オンライン会議やクラウド会計ソフトの活用ができないと、コミュニケーションや業務の効率が低下する可能性があります。
「この税理士、デジタルに弱いかもしれない…」と不安に思う方もいるでしょう。
ITスキルが低い税理士は、最新の税務情報の取得や、効率的な業務遂行に支障をきたす可能性があります。
信頼できる税理士を選ぶ際には、彼らのITスキルも重要な評価ポイントです。
ITスキルの高い税理士は、迅速で正確な対応が可能であり、顧客満足度の向上に寄与します。
10. 専門用語が多く話が理解できない
税理士とのコミュニケーションで「専門用語が多くて話が理解できない」と感じることは、信頼関係を築く上で大きな障害となります。
専門用語は、税理士が業務を進める中で必要な知識を指しますが、クライアントにとっては馴染みがないことが多いでしょう。
「なんだか難しくて、何を言っているのかわからない…」と感じる方もいるかもしれません。
税理士は、専門用語を使う際には、その都度わかりやすく説明する義務があります。
もし説明が不十分であれば、遠慮せずに質問することが大切です。
これにより、コミュニケーションの質が向上し、信頼関係が深まります。
税理士との良好な関係を築くためには、疑問点を解消し、理解を深めることが重要です。
11. 担当が新人でミスが多い
担当が新人でミスが多いと感じる場合、その税理士事務所の教育体制に問題があるかもしれません。
新人が担当すること自体は珍しくありませんが、適切な指導やサポートがなされていないと、ミスが頻発する可能性があります。
「このままでは大事な税務処理に影響が出るかもしれない…」と不安になる方もいるでしょう。
この場合、事務所の教育方針やサポート体制について直接確認することが大切です。
また、ミスが続く場合は、上司や他の担当者に相談し、改善策を求めることも一つの手です。
重要なのは、安心して任せられる体制が整っているかを見極めることです。
12. 無資格(税理士資格がない)担当者で不安
無資格の担当者が税務業務を行うことは法律違反であり、信用できない大きな要因です。
税理士資格を持たない者が業務を行うと、税務処理の正確性や法令遵守に疑問が生じるかもしれません。
「本当にこの人に任せて大丈夫なのか…」と不安になる方もいるでしょう。
無資格者が担当している場合、税務調査で問題が発覚するリスクが高まります。
解決策として、担当者の資格を確認し、必要に応じて税理士変更を検討しましょう。
信頼できる税理士を選ぶことが、安心した経営に繋がります。
本当に信用できる税理士を見つけるには?
信頼できる税理士を見つけることは、事業の成功に大きく影響します。
↓本当に信用できる税理士を選ぶためには、以下のようなポイントを知っておくと良いでしょう。
- ネットの口コミ評判はあまり当てにならない
- 性格的な相性は重要!初回面談での印象を重視する
- 顧問料の料金体系が明確かどうか
- 税理士も必ず「相見積もり」を取ろう
1. ネットの口コミ評判はあまり当てにならない
ネットの口コミ評判は、税理士選びにおいて必ずしも信頼できる情報源とは限りません。
業種や企業規模により、税理士の対応やサービスの質は異なるため、他人の評価が必ずしもあなたの状況に合致するとは言えないのです。
「他の人が良いと言っていたから大丈夫だろう」と思うかもしれませんが、実際には自分のニーズに合った税理士を選ぶことが重要です。
初回の面談での印象や具体的なサービス内容の確認が、信頼できる税理士を見つけるための鍵となります。
口コミは参考程度に留め、直接のコミュニケーションを重視しましょう。
2. 性格的な相性は重要!初回面談での印象を重視する
初回相談での印象は、税理士選びにおいて非常に重要です。
なぜなら、税理士との相性は長期的な関係を築く上で欠かせない要素だからです。
初回面談では、税理士の話し方や態度、質問に対する回答の的確さを観察しましょう。
「この人と信頼関係を築けるかもしれない…」と感じることができるかどうかがポイントです。
また、専門用語を多用せず、あなたの立場に立ってわかりやすく説明してくれる税理士は、信頼できる可能性が高いです。
初回相談での印象は、信頼関係を築くための重要な判断材料です。
3. 顧問料の料金体系が明確かどうか
顧問料の料金体系が明確であるかどうかは、税理士を信用する上で非常に重要です。
明確な料金体系がないと、後々「こんなに高くなるなんて…」と驚くこともあるでしょう。
税理士との契約前に、どのようなサービスが含まれているのか、追加料金が発生する条件は何かを確認することが大切です。
また、顧問料の相場を事前に調べておくと安心です。
適正な料金体系を持つ税理士は、信頼できるパートナーとなるでしょう。
4. 税理士も必ず「相見積もり」を取ろう
税理士を選ぶ際には、必ず「相見積もり」を取ることが重要です。
相見積もりとは、複数の税理士事務所から見積もりを取得し、条件や料金を比較する方法です。
これにより、適正な料金を把握でき、サービス内容の違いを確認することができます。
「この税理士で本当に大丈夫なのか…」と不安に感じる方もいるでしょう。
相見積もりを行うことで、透明性のある選択が可能となり、信頼できる税理士を見つける手助けになります。
最適な税理士を選ぶためには、情報を集め、比較することが欠かせません。
まとめ
このブログ記事では、顧問税理士を「信用できない」と感じてしまう理由について解説しました。
信頼できる税理士を選ぶためには、顧問料や対応の速さ、コミュニケーションの質などを慎重に確認することが重要です。
税理士選びでは、口コミだけでなく、実際に面談を重視し、料金体系が明確かどうかを確認することが大切です。
ぜひ自分に合った税理士を選んでみてください。